どちらからお話しようか迷いましたが・・まずは昨日・・
●サークル「F・A・S&BrainJunction」は、コミックマーケット90で「日曜日 西地区 "j" 23a」に配置されました!
・・ということで、夏コミ当選しておりました!

そして、もう一つ。6月1日に会社登記を終え、合同会社を立ち上げました。
販売する物が出来るまでは、HPや会社名などは伏せさせて頂きますが・・
「ちゃんと自分からおっp・・肌に触れる感触が得られ、向こうからはもちろん積極的に色んな所触れられ、最新OSを無理やり押し付ける会社が運営するJKのAIみたいに楽しいコミュニケーションが可能なサキュバスを本気でVR空間に構築する!」という誰が見てもバカげた夢を実現するため、暗闇の荒野に進むべき道を切り開く覚悟で立ち上げました。電人HALが目指した思い出だけを頼りに故人の人格を一から完璧に作りあげるような途方も無い話でも無く、現在開発動向を見守っている複数の技術が各自このまま発展していくのであれば、つくり上げることは夢ではないと思っています。
会社を作ることによって、個人では依頼出来なかった、そういった技術開発をしている技術系・研究系の企業さんにも、ご協力の依頼が可能になりますし、そもそも作品制作する上で挑戦出来る範囲が格段に広くなり・・着実に会社の資金と体力を付けていくことが出来れば、将来大規模な開発も可能になると思います。
宇宙に夢を抱き宇宙飛行士を目指す少年が居るんだから、(主にロマサガ3とかFF5のやたらエロいデザインの女モンスターせいで)モンスター娘に憧れ、求めた末に本当に作るバカがいてもいいじゃんと吹っ切れました。会社を立ち上げた理由に一片の後悔もありません。

・・とは言え、いきなりVR関係の開発に着手出来る程の資本金はありません。
そのため、最初はF・A・Sで作っているような催眠音声になる予定です。
一歩一歩、出来ることから積み上げて、ゲーム、動画、VRと順に制作規模を拡大して、ステップアップしていこうと思っています。合同会社から発売する中に気になった物があれば手にとって頂けると幸いです。
もし、こちらが上手く回り始めたら・・元々の本業だった個人事業のお仕事をぐぐっと縮小して、サキュバスを召喚するというロマンに人生まるまる掛け、全力で突っ走ろうと思います。
逆の結果が訪れた場合、回りに迷惑を掛けて求めるようなロマンは健全では無いので、会社の資金が底をついたら借り入れなどはせず、一度キッチリ現実を見つめなおし、またお金溜めて次の機会が作れるまで頑張ります。とりあえず、諦める気はないです。

・・と、こういう感じで今月から色々な企画がスタートしました。
BrainJunctionは合同会社の立ち上げ作品を作るための尊い犠牲となり夏コミでBJの新作はありません。
現在既に合同会社の制作が始まっているため今から開始するという時間も選択肢も既にありませんでした。
すみません・・。

なお、F・A・Sでの催眠音声はもう音声ファイルを納品頂いて、既にノイズカットに入っているので確実に持っていけます!
・・というか、僕の個人サークルF・A・Sでの新作は、大体が半年程前に完成した台本の作品だったりします。
羽詰まった状況で閃きや能力がぐーんとアップする人が身近にいるため、自分を追い込むのも一つの手段かと思いますが・・僕は切羽詰まったり、焦ったりする状況になると大体がダメになります。
焦って作る状況だと、展開・アイデア・手法を考える余裕が無くなり、結果自由度が下がって作ることを楽しめなくなるからだと思います(;´∀`)
冬コミの4ジゲン2は今年始まってすぐプロット書き始め、色んなテクノをAppleMusicで毎日毎日聴きまくりつつ作曲する曲の楽器と音階を考えながら作曲依頼の仕様を固めてます。台本はやっと本編の一番面白い所まで進んだような状況です。
一旦書き終えても、納得する完成度までいつも通り何回も書きなおすので夏コミで出すのはぶちスライムに手こずるレベルで絶好調のムドーに挑むくらいの無理ゲーでした・・。
 
スパっと書けることは魅力的ですが、僕の場合は制作の道中をどれだけ楽しめるか・・が1番大事だったりします。
人それぞれの個性および好き嫌いや合う合わないが存在する以上、内容の好みが合うかどうかは分かりませんが・・
最低ライン自分が面白いと思ってる物が下地にしつつも、その上で手に取ってもらえた人がしっかり楽しんでもらえることはいつも大事に考えて作っています。
そのため、出来る限り多くの人が催眠状態に入れるよう誘導・暗示・ギミック等は色々な方法を試したり、工夫しています・・
暗示は受け取り方にも寄りますし、狙った効果を狙ったとおりに等しく全員に与えることは難しい部分です。
 
・・そこで考えたのが・・腕ぶらぶら運動(スワイショウ)&アンビエント系の音楽でした。
いつも催眠催眠の初心者の方や被暗示性が低いと感じている方向けとして入れていた腕ぶらぶら運動(スワイショウ)も、夏コミ作品からバージョンアップして作品個別の要素を加えた事前誘導&暗示を盛り込んだ形になります。
作品別で内容が変わったり、作品の中で必要な暗示を事前にやんわり入れたりしてるので、すぐトランスに入れるほどの慣れた方も腕ぶらぶらしてる間、退屈せず集中できるように改良できていると思います。

音楽は・・と言うより、音が感情や集中度合いを変えるのは日常でも体験されていると思います。
夏といえば蚊が回りを飛んでいると嫌な気分になりますが、風鈴の音が聞こえた時はなんだか涼しげで爽やかな気持ちになったりすると思います。
催眠は(無意識の)集中&リラックスが要なので、それを底上げするための腕ぶらぶら&音楽です。
もちろん、催眠では誘導技術が高いのが一番です。それに越したことは無いと思います。
ただ、僕は催眠を本で勉強して対面で行ったことはありません。
・・なので、初めて導入した当初は変性意識に移行させやすい補助役と、暗示効果を底上げするための武器・・ではなく技術への自信の無さから生まれた土台作りという位置づけでした。今ではシーンに合わせて台本と同時進行で進めるほど製作に深く食い込むほどになり、新たに可能性を模索するための武器になりました。音楽は楽器・個別の音色・音階・ノコギリ波系の音を混ぜるなどを考えて曲構成したり、コンセプトに合った下地作りをしないと、逆効果も引き起こしたりするので実は扱いづらかったりします・・が、そこが、考えてて1番燃えるポイント=楽しい部分でもあり気に入ってます。
自主映画制作をしていたこともあって、音楽の使い方一つがそのシーンの感動、没入感を生み、全く違う印象に変えてしまうのは実感として嫌というほど経験してきたので、音楽の効果の凄さは身にしみてました。
作者の経験や考え方によって、 演出・作り方は様々ですが、僕は映画の脚本というイメージをもって書いてます。
誘導などでイメージ描写を多用するのは、映画の世界に入り込むような没入感を求めているフシがあるからなんだろうな・・と。

なお、腕ぶらぶらは、たまたま何かの健康に関する記事や本がキッカケだったと思います。首肩のリラックスと同一運動の繰り返しで軽い変性意識状態(高速道路でぼーっとするアレです)に移行させるのが目的です。

色々と書いてますが、楽しんで作る・・というか創作活動そのものが大好きです。今後もサークル活動、合同会社ともに、本人が1番楽しんでいる点だけは変わらないと思います。
しかし、何度書いたか分かりませんが、これだけ多くの人に楽しんで貰えていることが、とてもうれしく、また幸せなことだと思っています。 
思いついた方法や閃きを実証・数値の指標が無くても試しに作品へ反映しちゃうような人間ですので、安定面に関しての硬い信頼という点では、どうか期待し過ぎないで頂けると幸いですが・・・一作一作、出来る限り完成度を高めるように今後も頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。